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     「梧桐」のために

 

                        佐 藤 悟 郎

 

 

 執筆活動は、「梧桐」に集約しようと思う。執筆活動を新たな気持ちで推進するためである。これまで以上の困難が訪れるだろう。時間的なこと、精神的なこと、教養的なこと、能力の問題など、数多くの困難が待ち受けている。人生で選べる道が限られている以上、困難を甘受しなければならない。

 

 「梧桐」は、十数年前に創設したいと思っていた文芸誌の名前である。友は寄らず、私の心も荒廃し、儚い夢に帰してしまった。執筆活動への志は、生涯続いてゆくだろう。これからの活動は、「梧桐」の下で進めていかなければならない。

 

 日記、詩歌、小説、文芸批判など、全ての執筆活動を「梧桐」に集約する。集約は全て原稿用紙で記すものとする。。

 

 執筆活動は、他人に気遣って活動するものでない。恥ずかしさも無用であり、深く大きな目を開きながら活動しなければならない。「梧桐」の活動を通して、私自身を育てながら進めていかなければならない。