リンク:TOPpage 新潟梧桐文庫集 新潟の風景 手記・雑記集 「文章を書く方法」
佐 藤 悟 郎
色々なことがあるが、思っていることは積極的に実行をしていかなければならない。業務上のことも放置しないようにすることが大切である。例えば、パソコン管理をすることを思ったら、積極的に活用をしなければならない。実行してみて不都合があれば改善をしてゆけばよいことである。 パソコンの調子がおかしいと思った。それで今気づいたことは、電源コードを差し込んでいなかったという事実である。最も基本的なことをしていなかったのである。このようなことは人生の中で多くあり、それらの集積の結果が人生の障害となっていることがある。業務管理を含め人生全般の管理をしっかりとしなければならない。
パソコンを早く広めたいと思っているが、やはり高価なものであり、活用方法が分からないことが阻害原因になっている。無理して進めるのは、かえって反発を買うことになる。パソコンの活用価値を教えていくことが必要である。
文章を書く方法を決めなければならない。どんな文章でも一貫した読み易いものとしなければならない。日記帳にしても、書き続けることが良いことかも含め検討しなければならない。文章には標題を定め、本文を書き、そして書いた日付を末尾に記すことを基本とすべきである。
自由に文章を作成すると言っても、内容が標記されていなければ、誰が見ても文章の内容が分からない。自分自身ですら分からず、煩わしさのため読むことすらしなくなる。これは文章の重要性に致命的な打撃を与えるものである。
文章の作成を標榜する人生であるならば、この基本的な方法に従っていかなければならない。雑然とした考えで、まとまりのない文章を作成していく習慣はやめなければならない。標題を定めて書くことは、ある程度の堅苦しさがあることは覚悟をしなければならない。その多少の困難性を克服することは重要なことではないだろうか。
平成十三年八月二十八日
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