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「松浜を愛することができるか」

 

佐 藤 悟 郎

 

 

 昭和四十四年に松浜幹部派出所に赴任した。縁があり妻を娶った。そして隣の太夫浜部落に居を構え、そこに住み着いている。これからの活動をするのに適しているかどうかは分からない。しかしながら、この地を愛しここで文学活動を遂げなければならない。どのようにして活動を広げていくのかは、これからの問題であるが、積極的に取り組まなければならない。

 

 一つの人生が終わり、大きな人生に向かう転機でもある。そこでは遠慮をしては生きていけない世界である。インターネットを活用し、同胞を探しながら活動をしていかなければならない。警察社会には恩があるが、遠慮することは一切ないだろう。そして、警察社会における人間性があまり優れていないことにも注意を払う必要がある。どのような手段で攻撃をするか分からないからである。防御の手段も考えておかなければならない。最善策は、気にしないことである。

 

 松浜の地を今度こそ愛し、この地に骨を埋めなければならない。人生を悲観的に見るのではなく、最後の力が尽きるまで気力満ちた活動をすることが大切ではないかと思っている。このようなことから、攻撃型の人間になることが考えられる。

 

                  平成十四年十二月二十六日