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「常軌を逸す」

 

佐 藤 悟 郎

 

 

 現在の私の行動には、異常さが多く見られる。遅々として生活の改善は進まず、かえって悪くなっていく。これが私の本性かと思うと情けなくなる。人生の幕を引く訳にはいかない。

 

 春が近づいてくると、考えなければならないことが多く、行動的な姿勢が必要となってくる。人間に困難が訪れるとき、一度に多くの困難がやってくる。血だるまとなり戦い、傷ついて、ようやく困難は過ぎ去っていく。そして人生の歩みを呪うのである。

 

 文章や考えは正直である。字の乱れは現在の私の心境を現す。何となく不安な状態にある。それは、自分の行く末を計ることができないからである。このような状態と向き合い、上手に脱しなければならない。

 

 何故、こんな馬鹿げたことに悩まなければならないのだろうか。邪な欲望が、私の心に渦巻いているからである。いつかは断ち切ることができるだろうと、曖昧な思いを抱き、その間にも邪な心が大きく成長していくのである。中途半端なことではなく、現実的な対応をしていかなければならない。

 

 特に、画像問題について真剣に取り組まなければならない。画像収集は悪趣味である。それを知っていながら止めようとしないことに大きな問題がある。雑然とした中で無駄な収集をしているのも事実である。それを先ず知らなければならない。収集したものを再整理し、その上で収集すべきものを規律ある方法で行うようにしなければならない。そのために管理すべきことを一括して記録すべきだと思っている。