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    「人生を清く大切に…」

 

佐 藤 悟 郎

 

 私の心は確かに荒れている。こんな状態を解消しなければならない。また、無分別な高慢さが心に生じてきている。正当な生活を送らなければならない。正当な生活は自ら切り開かなければ生まれてこない。卑しい心を捨てなければならない。全てを超越した、清らかさがなければならない。醜悪な態度と心構え、甘え切った生活態度は私の全てを破壊してきた。もっともっと破壊は進んでいくだろう。

 

 ただ、黙って引き下がる訳にはいかない。せっかく人生を思い出のないものにしたくはない。そのために、行うべきことは多くある。全てを行うことはできない。能力という極めて大きな壁があるから。

 

 文学活動がどんな状態になっているのかを調べた。酷いものである。これからの活動は、ほとんど無から始めることになるだろう。強がりを言っても、始まらないことである。従順になって、とりあえずの活動を始めることである。今までの改稿作業がそれに当たるだろう。